こんにちは、ぴらです!
「TOEICのPart7が時間が足らなくて解ききれない。
文量が多くてそもそも読む気が起きない。
何を書いているのか分からない」と
TOEICを勉強しているとよく出てくる悩みに
陥っていませんか?
この記事では、4年以上の塾講師歴があり、
1ヶ月半で665点から825点までTOEICの
スコアを伸ばした僕がPart7を攻略する方法を
ご紹介していきます。
Part7で必要な力は情報処理能力
TOEICのPart7は長文読解問題です。
そしてPart7で求められるのは純粋な英語力
よりも情報処理能力だと言わせてください。
というのもPart7の問題自体は、
時間の制約がなければそんなに難しいもの
ではありません。
時間内に全ての問題を解き切ること
が難しいのです。
つまりTOEICのPart7は、時間との戦い
であり、情報処理能力が攻略のポイントと
なります。
そこで今回は、TOEICのパート7を時間内に
解き切る戦略=情報処理能力を高める方法
をご紹介していきます。
Part7を解くのに必要な時間
まずリーディングパートの回答時間75分間
のうち、最低54分はパート7に充てるように
しましょう。
Part7は全部で54問あるので、1問1分の
ペースを意識しながら解いてみてください。
最初は60分間でPart7を解くようにしても
構いません。
すぐに解ける問題と時間がかかりそうな
問題を見極めて取り組むことが
スピードアップのコツです。
時間がかかる問題
マルチパッセージ問題、
選択肢が長い問題、文脈類推問題
すぐに回答できる問題
シングルパッセージ問題、
語彙問題、チャット問題etc……
上に書いたことを意識しながら、
時間をどう使うか考えて解いていきましょう。
Part7は問題のパターンが決まっている
Part7で出てくる問題は、
流れと質問のされ方が決まっているため、
そのパターンを頭に入れることで
何を選んだらいいのかすぐに把握できます。
出題の流れとしては、
シングルパッセージが○つ、
ダブルパッセージが○つ、
トリプルパッセージが○つ
というようになっています。
そしてシングルパッセージ一つ
につき問題が○つ、
ダブルパッセージにつき○つ、
トリプルパッセージにつき○つの問題が出題されています。
そして最初のシングルパッセージは
文量が少ないので、できるだけ時間を
かけずに解いて次の問題に余裕を持って
取り組むようにしましょう。
また質問文も決まっているので、
何を問われているのか一瞬で
理解できるように、よく出てくる質問を覚えておきましょう。
以下、設問例です。
○What is suggested about ~
〜について何が提示されていますか。
○What is indicated about ~
〜について何が示されていますか。
○Who most likely is ~?
~が最も可能性があるのは誰(どんな職業)ですか。
○ the word “●●” is closest in meaning to
「●●」という単語に最も近い意味のものはどれですか。
○What is most likely true about ~
~について最も正しいと思われるのは何ですか。
上の例を参考にして、
問題にすぐ反応できるように
繰り返し学んでいきましょう!
読み直しの落とし穴
文量が増えてくると、内容が分からなくなり
一度読んだ箇所をもう一度読み直そうと
思うかもしれません。
しかし読み直しをすることで、多くの時間を浪費します。
読み直しが癖づいてしまうと、
一度で理解しなくても良いと頭の中で無意識に
考えるようになってしまい、
ますます読み直しをする癖が抜けなくなります。
学習を始めたばかりの頃は仕方ないですが、
本番までには一回の通読で内容を
つかめるように学習していきましょう。
一回で内容を掴むためには、
文型を学ぶのがオススメです。
文型を学ぶといっても抽象的なので、
まずは文を読む際に主語と述語を
意識しながら読むようにしてみてください。
余裕があれば、前置詞や副詞などからなる
修飾部分も把握するようにしてみてください。
語彙問題を解く
先ほども少し触れましたが、
時間が足らなくなった場合は、
語彙問題を解きましょう。
マルチパッセージ(問題の最後の方)で
よく出題されます。
語彙問題は、以下のような問われ方をします。
TOEIC公式サイト サンプル問題
こういった問題は、本文を読まなくても
単語を知っていれば解けることが多々あります。
まず該当箇所の前後の文脈を確認して、
どういう意味でその単語が
使われているのかを確認します。
この問題について言えば、
”Select your top colors”の
topの意味として最も近いものを選ぶので、
「あなたのtopな色を選びなさい」
という文脈に最も合うものを選択肢から選びます。
答えは、「(B)favorite 最もお気に入りの」
になります。
これは、topの「最上」と「良い」
というニュアンスを反映しているものを
選ぶ問題です。
他の選択肢について見ていくと、
(A)maximum 最大
「最も」という意味は含まれているが、「良い」という意味がない
(C)important 重要な
「最も」というニュアンスが含まれていない
(D)upper 上の
「上」という意味はあるが、「最も」と「良い」という意味がない
といった具合で、”top”と少し意味が
被るところもありますが
「最も意味が近いものを選びなさい」
というこの問題の答えにはなり得ません。
このサンプル問題を見ても
”Select your top colors”のみで、
ある程度答えを導き出せることがわかるでしょう。
このようにあまり時間をかけずに
解けるので、時間が少なくなってきたら
語彙問題を解いていくのがオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、TOEIC Part7を早く解き切るための対策法についてご紹介しました!
まとめると、
○Part7で必要なのは、情報処理能力
○Part7は1問1分のペースで解く
○問題の出題パターンが決まっている
○読み直しは時間がもったいないので避ける
○時間がなくなったら語彙問題を解く
Part7は時間との戦いなので、
しっかりと対策をしていきましょうね!
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